先日、仕事仲間から電話がありました。
「相談に乗ってほしい」と。
何の相談だろうと思ったら、どうやら、パワハラを受けたとのことなのです。
>ことの概要
仕事仲間の彼は、とあるシステム会社J○○(以下J社)の案件に出向していたようで、その担当者から継続的に、「お前」呼ばわりされ、「馬鹿じゃないか」とか「年いくつだ」「こういう仕事していて恥ずかしくないのか」などと人格攻撃を受け続けていたそうです。
で、あまりにも度がすぎると言うことで、彼は、直接の雇用関係のある会社T社の営業担当者に事情をメールしたらしいのです。
しかし、営業担当からは、なんの返答もなく、状況が改善される様子がない。埒が明かないと判断した彼は、その問題の担当者の所属するJ社の管理者に、直接メールで申し入れをしたらしい。
ということで、状況が明るみになり、J社は、「どうなっているんだ」とT社の営業と、その担当者などに問い合わせをしたとのこと。
まぁ、それは、よくある話。
私も、過去にいろいろ経験して、似たようなことは、何度も(笑)
で、J社からの回答は、「パワハラに当たる事実はない」
まぁ、証拠がないからね。そう回答するわね。
断っておきますが、相談をしてきた彼は、指示された仕事はきちんと確実にこなす人で、決して、馬鹿呼ばわりされるような人ではないし、私のように、喧嘩っ早い人ではありません。
その彼が、このような行動に出たのだから、相当ひどい扱いを受けたに違いないと推測されます。
で、納得のいかなかった彼は、ことの仔細を労働監督署に相談したところ、労働基準監督署から指導を入れることもできるとの回答を得たそうです。
ところが、J社、T社では、彼が商流を飛ばして、直接J社にそのような申し立てをしたことを問題としていたらしく、どうしたものかと、私のところに相談に来たのです。
私の見解は、後に述べるとして、ちょっとパワハラについて、話をしてみたいと思います。
>パワハラとは何か?
そもそも、パワハラとは何でしょう。
Wikkipewdiaによると、「パワーハラスメントとは、職権などのパワーを背景にして、本来業務の適正な範囲を超えて、継続的に人格や尊厳を侵害する言動を行い、就労者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与える」行為だそうです。
簡単に言うと、「立場を利用して、仕事と関係ない人格攻撃をすること」だということですね。
>上司の叱責とは違う
たまに、上司やクライアントの厳しい叱責をパワハラだと履き違える人がいます。私も経験ありますが。
これは、「上命下服」の意味がわかっていない人にありがちです。
これについては、いずれ詳しく話をするつもりですが、「上命下服」ルールは、誰が責任を取るかに関わってきます。
すなわち、その業務における責任を取るのが上司だから、または、その会社だから、上司は、その責任を全うするために、部下に命令をする。
だから、命令に部下は従わなければならないのです。
ですから、責任を取らないで、部下に押し付けて逃げるだけの人間には、指示命令を下す資格はありません。この辺の話は、これくらいにします、今回は。
で、この業務上の責任において、場合によっては、厳しい言葉がかけられることもあるでしょう。言い換えれば、業務上の責任と、業務遂行において必要な場合です。
これは、パワハラではありません。
>分水嶺は「業務に関係するか、業務に必要か否か」
今回の彼は、とてもよく仕事をしてくれ、素直に業務のできる人なのです。
決して、馬鹿だの何だのと職場で言われるような人ではありません。
私の推測ですが、その担当者は、比較的若い人だということなので、「思い上がって、いい気になっていた」と見ています。
上司は偉い、発注先は偉い、正規社員は偉い(そんなことは決してないのですが)と勘違いしていたのでしょう。たまにいます、こういう馬鹿者が。馬鹿は、J○○の君だよ。
人格攻撃が、業務遂行に資するとは、到底創造できるものではなかった以上、パワハラに相当するでしょう。
>なぜ、パワハラは許されないのか?
ところで、パワハラは、なぜ許されないのでしょうか?
どんな人にも人権があるから?
社会的に許されないから?
人権屋さんは、そういうかもしれませんが、私は、違うと思っています。
「利益に全くつながらないから許されない」 と言うのが正解はないかと思います。
>パワハラは、時間の無駄であって、全く利益を生まない
パワハラは、仕事の現場で行われます。
プライベートな時間でされたら、ただのストーカー、暴力行為ですからね。
仕事って何でしょう?
まぁ、人によっていろんな捕らえ方があると思いますが、利益追求行為だと私は思っています。
ここでいう、利益は、必ずしも金銭とは限りません。
ただ、得られる対価がなければ仕事をしているとはいえないのではないかとおもいます。
前にも言いましたが、正規労働者の給料(報酬)は、組織による身柄拘束料にすぎないので、必ずしも、仕事の対価ではありません。
ですが、会社や役所、などの組織は、その人間をただ拘束するだけのために給料を払っているわけではないはずです。
そう、仕事をしてもらわなければ困るはずです、常識的に言って。(まぁ、ここがわかっていない正規労働者が多くて困るのですが)
ましてや、外部発注の非正規労働者を使っている現場において、仕事もしないで、パワハラいや、いじめなんて、とんでもない話なのです。
>仕事の現場では、人間性も、人格も関係ない
継続的な人間関係の中で、たとえば、仕事に対する取り組み方、姿勢に問題がある場合、考え方、人生観を変えろと人格に踏み込む場合があると思います。
それは、今後も継続的に仕事を一緒に進めていくに当たって、支障が出かねないからです。
私も、かつて、ある会社にいたときに入ってきた中年男性に対し、「あなたのやっていることは、仕事ではなく、嫌がらせだ」と言ったことがあります。
「社員」として動くにあたって、あまりにも考え方がおかしいと思ったからです。その方は、結局1ヶ月も経たないうちに追放されてしまいましたが。(この話は、またいずれ)
では、継続的な人間関係が存在しない、または、存在し得ない場合、そう、今回のような、外部発注の作業員と仕事をする場合はどうでしょう?
この場合は、人間としてどうのなど、関係ありません。ただ、仕事をこなせばいいのです。
もし伝わらないのであれば、伝わるようにしなければなりません。
それが駄目なら、作業員を差し替える。
それだけの話なのです。
考えてみてください、今まで、赤の他人だった人の、何年も生きてきたその人の人格や人生を、その場の一言で変わると思いますか?
その言葉を発する時点で、時間の無駄、すなわち、利益を生まない行為なのです。
そんなことよりも、そこにいる人を受け入れて、どうしたら、いい仕事ができるか考えるなり、工夫するなりするほうがはるかに有益な行為だとは、思いませんか?
>さて、相談の答えをそろそろ。
泣き寝入りせずに、アクションしたのは、私は正解だと思います。パワハラ行為は、仕事ではないですから。
ですが、労働基準監督署による指導はしてもらう必要はない、いや、しないほうがいいと、答えました。
別に、こういう問題のある案件で、これ以上、無理する必要はないのだと。
私たちは、決して高い報酬をもらっているわけではないけれど、乞食でも奴隷でもないからね。
案件は、無いように見えて、実は、ほかにもあるのです。
あとは、静観でいいと思います。
ところで、T社J社が、商流を飛ばしたことを問題にしているようですが、これは、間抜けのきわみだとおもいます。
TJ両社が話をして、双方の当事者をはずせばそれで済む話だからです。
人間同士ですから、相性の問題は、避けて通れません。
相性が合わないのであれば、それは、仕方ありません。
短い期間での付き合いでしかない非正規労働者とクライアント担当者の間で相性が悪いのであれば、はずしたほうがすべての当事者のためでもあると、私は思います。(この当たりの話もいずれ)
「いや、それでは、何の解決にもならない」と思いますか?
これ以上、あれこれやって、なにか利益が生まれますか?
無駄にいろんな人の時間を使うだけじゃないですか?
労働環境の改善なんて、寝ぼけたことを言うのは、暇な人権屋だけで十分なのです。
どうせ、ろくな業界じゃないんだから(笑)
この手の話は、つきませんが、また機会があったら。
仕事について、いわゆる労働問題について、現場サイドから思ったことを、綴ろうかと… おじさんは、ただ、もっとスマートに仕事を片付けたいんです。たかが仕事なんだからさぁ~ 最近、放置気味ですが、少しずつ復活させます。
2014年8月10日日曜日
2013年12月17日火曜日
非正規よりも、ってねぇ?
2013年12月15日放送のBS-TBS「週刊BS-TBS報道部」
*******************************************
生井 俊重氏(経済評論家)
「非正規より働いている、正規社員もいますからね」
*******************************************
この経済評論家、大変失礼ながら、ただの世間知らずの隠居ですな。
これだから、マスゴミは、困る。
いいですか、もう一度言いますよ。
報酬の意味合いを
*******************************************
正規労働者の報酬⇒その組織に拘束しておくためにかかる経費。
非正規労働者の報酬⇒仕事の対価
*******************************************
報酬の意味合いの違いについて書いた記事は、こちら
報酬の意味合いが違う⇒雇用契約が違う⇒期待される仕事内容や役割が違う
すなわち、
両者を比べること自体、間違っているのです。
だから、
非正規と正規どっちが良く働いているかなんて、比べること自体、ナンセンス極まりないのです。
問題は、そんなことではないのです。
つづく。
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生井 俊重氏(経済評論家)
「非正規より働いている、正規社員もいますからね」
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この経済評論家、大変失礼ながら、ただの世間知らずの隠居ですな。
これだから、マスゴミは、困る。
いいですか、もう一度言いますよ。
報酬の意味合いを
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正規労働者の報酬⇒その組織に拘束しておくためにかかる経費。
非正規労働者の報酬⇒仕事の対価
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報酬の意味合いの違いについて書いた記事は、こちら
報酬の意味合いが違う⇒雇用契約が違う⇒期待される仕事内容や役割が違う
すなわち、
両者を比べること自体、間違っているのです。
だから、
非正規と正規どっちが良く働いているかなんて、比べること自体、ナンセンス極まりないのです。
問題は、そんなことではないのです。
つづく。
2013年12月16日月曜日
「同一労働、同一賃金」なんて絶対無理だ!
皆さん、こんにちは。
ちょっと地方案件に行っていました。
突然ですが、我が家には、テレビはありません。地デジ化の時にやめてしまいましたので。
ですから、テレビが普段、どんな報道をしているのかわかりません。
テレビを見るのは、もっぱら、出張先のホテルくらいです。
でも、見たいと思うものってないもんですね。
と思いながら、先日12月15日の夜、BS-TBSで、こんな番組がやっていました。
「週刊BS-TBS報道部」
出演されていたのは、連合の古賀 伸明会長
労働組合について、あれこれ特集を組んで放送していました。
その中でこんな感じのやり取りがありました。
******************************************************************************
杉尾 秀哉キャスター
「同一労働、同一賃金が基本だと思うんですが、連合は、そういうことを言ってこなかったんじゃないですか?」
古賀会長
「そのとおりです。」
生井 俊重氏(経済評論家)
「非正規より働いている、正規社員もいますからね」
*******************************************************************************
杉尾キャスターこんなに浅い人だったのかと、私は、がっかりしました。
生井とかいう経済評論家に至っては、残念ながら、論外。
なぜ、私が失望したのか?(もともと、マスゴミには何も期待はしていないんだけど…(笑)
「同一労働」なんてありえない
杉尾キャスターに限らず、「同一労働、同一賃金」という理想をスローガンとして掲げている人がときどきいます。
ですが、そもそも、「同一労働」なんて、ありえないと、私は思うのです。
皆さんの日々のお仕事で、その内容が全く同じだったという事がありますか?
もし、あるとお答えの方がいたら、その方は仕事を舐めきっている人だと思います。
ありえません、どんな仕事であっても。
接客であれば、相手する人が違うはずです。同じ人であっても、その人の様子が全く同じという事はないはずです。
事務仕事でも、似ている書類があったとしても、全く同一ではないはずです。
製造でも、やっていることは日々同じでも、量や、機械の調子、シフトその他もろもろの条件が変わっているはずです。
研究職でも同じでしょう。
ルーチンワークでも、暇な時もあれば、忙しいときもあるでしょう?
任されている仕事の方法が同じでも、それを取り巻く環境や、内容、その仕事によって生じる事象が全く同一だという事はあり得ないはずです。
一人の人が携わる日々の仕事でさえ、同一といえる仕事が存在するとは言い難いのに、ましてや、他人と比べて同一の労働なんて、ありえないとおもいませんか?
もっと詳しく見てみましょうか?
たとえば、製造現場
何の製造でもかまわないが、製造現場は、一人の要員によって物が作られるわけではありません。まぁどんな仕事も一人で成り立つことはないのですが。(これがまったくわかっていない、派遣労働者に何度か遭遇するから、信じられないのだが、この話は、またの機会に)。
で、その製造要員によって、品質が変わってしまったら、商品にはなりません。
だから、製造現場では、製造の方法や手順が、人によって変わることなく、細かく作業手順が決められているわけです。加えて事故防止のために、安全マニュアルもあるわけです。
すなわち、作業の平準化は、製造現場では必須の事柄です。
「人による品質の違い」を生じさせないために。
もっとわかりやすい例を挙げれば、ファストフード店で出されるメニューがお店ごと、店員ごとによって味が違うとか、量が違うとかありませんよね?それと同じです。
だからといって、同一労働っていえますか?
たとえば、工場で手順が画一化されて、機械による自動化が確立されている現場だとしても、毎日、毎時間まったく同じ労働となるとは考えられない。
品質と手順が同じでも、仕事の内容が同じにはならないはずですよね?さっきの話と重複しますが。
同じ手順で物が作られるとしても、製造量、出荷時間など毎日違うはずですし、機械は、人の手が加わらないと常に一定の条件で稼動するとは限らない。メンテナンスの条件は、気象条件であったり、経年劣化であったり、ほかいろいろあるものだ、筆者も大いに経験していますが…
それでも、同一労働だと、いいきれますか?
品質、作業手順などの画一化と、同一労働は違うと思うのです。
仕事の内容もさることながら、役割も違っていると思いますよ、どんな場所でも。
自分に対応できない内容のことが起こったとき、わかる人や責任者に振ったり、振られたりしませんか?
これも、同一労働なのでしょうか?
正規であれ、非正規であれ、管理職であれ、部下であれ、同じ職場にいる人間は、同じ仕事をしているのではなく、同じ現場で、同じ時間を共有しているだけなのです。
「同一労働、同一賃金」 適用できますか?
「あの人と同じ仕事をしているのに…」って言えますか?
>>百歩譲ったとして
同一労働というものがあったと仮定しましょう。
その場合、同一賃金が妥当だとおもいますか?
私は、そうは思いません。
たとえば、ある案件で、複数の派遣会社から労働者が派遣されたとします(大量に人を雇うときは、リスク回避のために、そういうことをすることが多々あります。)。
その場合、派遣会社Aの派遣社員と、派遣会社Bの派遣社員で給料が違うという事は、珍しいことではありません。
それは、両方の会社の待遇が同一ではないからです。
これは、変なことですか?
まぁ、変と言えば変でしょうけれども、それを言ったら、同じ業種だったら、会社の業績にかかわらず賃金同一ということになるんじゃないですか?
同じ商品でも、店によって値段が違うという事ありませんか?同一労働、同一賃金の理論からすると、労働力も商品と同じですから、どんな商品も、どこの店で買っても同じ値段という理屈にならなければおかしくないですか?
皆さんは、家の修理とかで、工事を頼むとかありませんか?
会社によって値段違いますよね?それだって、その人の手元に入るかどうかわかりませんが、会社も労働に対する対価を得ていると考えれば、それもおかしな話になりませんか?
わが国は、共産主義社会ではありません。
同じ仕事であっても価格競争というのは生じますよね?
>>千歩譲って
同じ現場で、同じ種類の仕事をして、同じ時間を拘束されているのであれば、同一労働とみなそうと考えたとします。(これも仮定)
その場合、一緒であるべきですか?
プロ野球の選手の年棒、どうですか?
逆転サヨナラ打のヒットと、勝負が決まっているところで打ったヒットは、同じ労働ですか?
歌番組の歌手のギャラは、どうですか?
まだ、やりますか?
そう、「同一労働、同一賃金」なんていうスローガンは、確かに、聞こえはいいのですが、定義づけができない以上、実現不可能な話だと、私は思うのです。
問題は、もっと別のところにある。
私は、そう思っていますが、いかがでしょう?
この番組に関しての話は、まだ続きます。
ちょっと地方案件に行っていました。
突然ですが、我が家には、テレビはありません。地デジ化の時にやめてしまいましたので。
ですから、テレビが普段、どんな報道をしているのかわかりません。
テレビを見るのは、もっぱら、出張先のホテルくらいです。
でも、見たいと思うものってないもんですね。
と思いながら、先日12月15日の夜、BS-TBSで、こんな番組がやっていました。
「週刊BS-TBS報道部」
出演されていたのは、連合の古賀 伸明会長
労働組合について、あれこれ特集を組んで放送していました。
その中でこんな感じのやり取りがありました。
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杉尾 秀哉キャスター
「同一労働、同一賃金が基本だと思うんですが、連合は、そういうことを言ってこなかったんじゃないですか?」
古賀会長
「そのとおりです。」
生井 俊重氏(経済評論家)
「非正規より働いている、正規社員もいますからね」
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杉尾キャスターこんなに浅い人だったのかと、私は、がっかりしました。
生井とかいう経済評論家に至っては、残念ながら、論外。
なぜ、私が失望したのか?(もともと、マスゴミには何も期待はしていないんだけど…(笑)
「同一労働」なんてありえない
杉尾キャスターに限らず、「同一労働、同一賃金」という理想をスローガンとして掲げている人がときどきいます。
ですが、そもそも、「同一労働」なんて、ありえないと、私は思うのです。
皆さんの日々のお仕事で、その内容が全く同じだったという事がありますか?
もし、あるとお答えの方がいたら、その方は仕事を舐めきっている人だと思います。
ありえません、どんな仕事であっても。
接客であれば、相手する人が違うはずです。同じ人であっても、その人の様子が全く同じという事はないはずです。
事務仕事でも、似ている書類があったとしても、全く同一ではないはずです。
製造でも、やっていることは日々同じでも、量や、機械の調子、シフトその他もろもろの条件が変わっているはずです。
研究職でも同じでしょう。
ルーチンワークでも、暇な時もあれば、忙しいときもあるでしょう?
任されている仕事の方法が同じでも、それを取り巻く環境や、内容、その仕事によって生じる事象が全く同一だという事はあり得ないはずです。
一人の人が携わる日々の仕事でさえ、同一といえる仕事が存在するとは言い難いのに、ましてや、他人と比べて同一の労働なんて、ありえないとおもいませんか?
もっと詳しく見てみましょうか?
たとえば、製造現場
何の製造でもかまわないが、製造現場は、一人の要員によって物が作られるわけではありません。まぁどんな仕事も一人で成り立つことはないのですが。(これがまったくわかっていない、派遣労働者に何度か遭遇するから、信じられないのだが、この話は、またの機会に)。
で、その製造要員によって、品質が変わってしまったら、商品にはなりません。
だから、製造現場では、製造の方法や手順が、人によって変わることなく、細かく作業手順が決められているわけです。加えて事故防止のために、安全マニュアルもあるわけです。
すなわち、作業の平準化は、製造現場では必須の事柄です。
「人による品質の違い」を生じさせないために。
もっとわかりやすい例を挙げれば、ファストフード店で出されるメニューがお店ごと、店員ごとによって味が違うとか、量が違うとかありませんよね?それと同じです。
だからといって、同一労働っていえますか?
たとえば、工場で手順が画一化されて、機械による自動化が確立されている現場だとしても、毎日、毎時間まったく同じ労働となるとは考えられない。
品質と手順が同じでも、仕事の内容が同じにはならないはずですよね?さっきの話と重複しますが。
同じ手順で物が作られるとしても、製造量、出荷時間など毎日違うはずですし、機械は、人の手が加わらないと常に一定の条件で稼動するとは限らない。メンテナンスの条件は、気象条件であったり、経年劣化であったり、ほかいろいろあるものだ、筆者も大いに経験していますが…
それでも、同一労働だと、いいきれますか?
品質、作業手順などの画一化と、同一労働は違うと思うのです。
仕事の内容もさることながら、役割も違っていると思いますよ、どんな場所でも。
自分に対応できない内容のことが起こったとき、わかる人や責任者に振ったり、振られたりしませんか?
これも、同一労働なのでしょうか?
正規であれ、非正規であれ、管理職であれ、部下であれ、同じ職場にいる人間は、同じ仕事をしているのではなく、同じ現場で、同じ時間を共有しているだけなのです。
「同一労働、同一賃金」 適用できますか?
「あの人と同じ仕事をしているのに…」って言えますか?
>>百歩譲ったとして
同一労働というものがあったと仮定しましょう。
その場合、同一賃金が妥当だとおもいますか?
私は、そうは思いません。
たとえば、ある案件で、複数の派遣会社から労働者が派遣されたとします(大量に人を雇うときは、リスク回避のために、そういうことをすることが多々あります。)。
その場合、派遣会社Aの派遣社員と、派遣会社Bの派遣社員で給料が違うという事は、珍しいことではありません。
それは、両方の会社の待遇が同一ではないからです。
これは、変なことですか?
まぁ、変と言えば変でしょうけれども、それを言ったら、同じ業種だったら、会社の業績にかかわらず賃金同一ということになるんじゃないですか?
同じ商品でも、店によって値段が違うという事ありませんか?同一労働、同一賃金の理論からすると、労働力も商品と同じですから、どんな商品も、どこの店で買っても同じ値段という理屈にならなければおかしくないですか?
皆さんは、家の修理とかで、工事を頼むとかありませんか?
会社によって値段違いますよね?それだって、その人の手元に入るかどうかわかりませんが、会社も労働に対する対価を得ていると考えれば、それもおかしな話になりませんか?
わが国は、共産主義社会ではありません。
同じ仕事であっても価格競争というのは生じますよね?
>>千歩譲って
同じ現場で、同じ種類の仕事をして、同じ時間を拘束されているのであれば、同一労働とみなそうと考えたとします。(これも仮定)
その場合、一緒であるべきですか?
プロ野球の選手の年棒、どうですか?
逆転サヨナラ打のヒットと、勝負が決まっているところで打ったヒットは、同じ労働ですか?
歌番組の歌手のギャラは、どうですか?
まだ、やりますか?
そう、「同一労働、同一賃金」なんていうスローガンは、確かに、聞こえはいいのですが、定義づけができない以上、実現不可能な話だと、私は思うのです。
問題は、もっと別のところにある。
私は、そう思っていますが、いかがでしょう?
この番組に関しての話は、まだ続きます。
2013年12月14日土曜日
なんで、労組の同意が必要なんだ?
おはようございます。
時間がないので、さくさくと。。。
3年ルールがいよいよ、撤廃されるようです。
気になるのが、労組の同意が必要だとかというところ。
労組は、その構成員の多くが、正規労働者でしょ?(アルバイトも加入できるところもあるけどね)要するに、派遣先に直接雇用された人間が加入している団体でしょ?
なのに、どうして、外部発注により職場に来た人間の話について、同意云々というはなしになるのだろう?
何度も言っていますが、正規労働者と非正規労働者は、その趣旨が違うのですから、同じ次元で議論しても仕方がないのです。
まったく無関係だとは言いませんよ。
ただ、非正規労働の労働条件については、正規労働者や直接雇用者の労組ではなく、非正規労働者の労組でしょ?かかわるべきは。
ちょっと違うような気がするのですが。
出張案件が終わったら、もう一度調べてみようと思います。
時間がないので、さくさくと。。。
3年ルールがいよいよ、撤廃されるようです。
気になるのが、労組の同意が必要だとかというところ。
労組は、その構成員の多くが、正規労働者でしょ?(アルバイトも加入できるところもあるけどね)要するに、派遣先に直接雇用された人間が加入している団体でしょ?
なのに、どうして、外部発注により職場に来た人間の話について、同意云々というはなしになるのだろう?
何度も言っていますが、正規労働者と非正規労働者は、その趣旨が違うのですから、同じ次元で議論しても仕方がないのです。
まったく無関係だとは言いませんよ。
ただ、非正規労働の労働条件については、正規労働者や直接雇用者の労組ではなく、非正規労働者の労組でしょ?かかわるべきは。
ちょっと違うような気がするのですが。
出張案件が終わったら、もう一度調べてみようと思います。
2013年12月12日木曜日
別にあなたじゃなくていい(その2:勘違い非正規を産み出している正規労働者)
******************************************
非正規労働者の報酬は、仕事の対価である。
正規労働者の報酬は、その人間を、その会社、団体、役所ほかに、所属させる経費、言い換えれば、集団に拘束するための経費である。
*******************************************
この前提に立ち返ると、いろんな答えが出るような気がします。
ここから、仕事のあり方、取り組み方、責任の所在とかが変わってきます。
私が、非正規を規制すれば、正規雇用が増えるという図式が成り立たない と言っているのは、この趣旨が違うからということからなのです。
さて、
別にあなたじゃなくていい ということの第二弾
ですが、
もう一度おさらい、
非正規労働者の報酬は、仕事の対価であるから、相手が要求する範囲の仕事さえしてもらえれば、誰でもいいという事になります。
ですから、非正規労働者は、まず、相手が要求することを行わなければなりません。
やたらと、自分の業務とは言えないことに対する改善やら、自分の主張を職場に求めたりする非正規労働者がいますが、それは間違いです。
なぜならば、その非正規労働者は、いずれ組織からいなくなる人間だからです。
組織からいなくなる人間に、組織の在り方とか、ノウハウにかかわることを任せる経営者がいると思いますか?
さて、勘違いをしている非正規がいるのは、その人本人の考え方にもあるのですが、実は、非正規を使っている側に問題があることが少なくありません。
前回も少し話しましたが、非正規労働者を、奴隷だと、正規労働者、使っている側は偉いんだぞ!的なふるまいをする輩が少なくないのです。
こうした輩の困った考え方が、勘違い非正規を産み出していると言ってもよいかもしれません。
会社が、非正規を使う理由は、ずばり、人件費節減です。
そして、それは、人に紐づく価値、すなわち、会社の情報、ノウハウ流出がない状態で行いたいわけです。
とすると、非正規労働者に任せる部分は、そうした懸念がないところという事になりますよね。
新たな価値を生み出す仕事であったり、新たなプロジェクトを立ち上げるとか、会社の利益を上げるとかいうことを非正規に任せるわけがありません。
いわゆる定常状態になった部分を非正規に任せ、正規労働者は、これからを作り出す、いわゆる、コア業務を行うというのが王道です。
これ等の業務は、現在または、明らかに見える形で利益が出る業務ではありませんから、仕事の対価というのを算出するのが難しいので、人に基づいて報酬を得ている正規労働者がやるべき仕事なのです。
となると、正規労働者は、非正規労働者に任せる部分をちゃんと作り上げなければならない。
にもかかわらず、これができていない現場が多いのです。
では、どうすべきなのか
(1)定常状態をきちんと作り上げる(誰がやっても品質一定の手順の確定)
(2)わからないこと、不明確なことをジャッジする人をちゃんと決めておく(これは正規労働者の仕事)
(3)イレギュラー対応のフロー、線引きを確定する(預けっぱなしにしない、これも正規労働者の仕事)
(4)案件の大方針及び、趣旨をちゃんと確定する、そして、その方針は、やたらと動かさない(これも正規労働者の仕事)
これで全てまかなえるというわけではありません。ざっくり、いま思いつくままに載せてみました。
要するに、
非正規労働者に、イレギュラーや責任を負わせるような、また、方針を作り上げるようなことをさせてはいけない と思うのです。
ところが、これができていないのですよ、何度も言うけれど。
便利な人件費抑制ツールと思っている人が、どれだけ多いことか!
これは、正規側、非正規側にとっても不幸な結果を招きます。
非正規側には、無用な責任や、厄介ごとを押し付けられ、不当に詐取される。
正規側には、勘違い非正規を発生させ、めちゃくちゃにされる。ノウハウが流出する。ノウハウが会社に残らない。使える非正規が定着しない。
他にもありますけどね。
正規労働者においては、人に紐づいている経費ですから、貴方でなければならないのです。貴方であるという事は、どういうことか?それは、責任を取るべき人なのです。
逆に、
別にあなたじゃなくていい、非正規は、非正規側から見ても、別に、この職場じゃなくてもいいという事なのです。
貴方の周りに、非正規に丸投げしてみたり、非正規に責任を負わせたがる正規労働者はいませんか?
都合の悪いことを押し付けるという正規労働者はいませんか?。
まさに、奴隷扱いする人、いませんか?
それでは、また。
非正規労働者の報酬は、仕事の対価である。
正規労働者の報酬は、その人間を、その会社、団体、役所ほかに、所属させる経費、言い換えれば、集団に拘束するための経費である。
*******************************************
この前提に立ち返ると、いろんな答えが出るような気がします。
ここから、仕事のあり方、取り組み方、責任の所在とかが変わってきます。
私が、非正規を規制すれば、正規雇用が増えるという図式が成り立たない と言っているのは、この趣旨が違うからということからなのです。
さて、
別にあなたじゃなくていい ということの第二弾
ですが、
もう一度おさらい、
非正規労働者の報酬は、仕事の対価であるから、相手が要求する範囲の仕事さえしてもらえれば、誰でもいいという事になります。
ですから、非正規労働者は、まず、相手が要求することを行わなければなりません。
やたらと、自分の業務とは言えないことに対する改善やら、自分の主張を職場に求めたりする非正規労働者がいますが、それは間違いです。
なぜならば、その非正規労働者は、いずれ組織からいなくなる人間だからです。
組織からいなくなる人間に、組織の在り方とか、ノウハウにかかわることを任せる経営者がいると思いますか?
さて、勘違いをしている非正規がいるのは、その人本人の考え方にもあるのですが、実は、非正規を使っている側に問題があることが少なくありません。
前回も少し話しましたが、非正規労働者を、奴隷だと、正規労働者、使っている側は偉いんだぞ!的なふるまいをする輩が少なくないのです。
こうした輩の困った考え方が、勘違い非正規を産み出していると言ってもよいかもしれません。
会社が、非正規を使う理由は、ずばり、人件費節減です。
そして、それは、人に紐づく価値、すなわち、会社の情報、ノウハウ流出がない状態で行いたいわけです。
とすると、非正規労働者に任せる部分は、そうした懸念がないところという事になりますよね。
新たな価値を生み出す仕事であったり、新たなプロジェクトを立ち上げるとか、会社の利益を上げるとかいうことを非正規に任せるわけがありません。
いわゆる定常状態になった部分を非正規に任せ、正規労働者は、これからを作り出す、いわゆる、コア業務を行うというのが王道です。
これ等の業務は、現在または、明らかに見える形で利益が出る業務ではありませんから、仕事の対価というのを算出するのが難しいので、人に基づいて報酬を得ている正規労働者がやるべき仕事なのです。
となると、正規労働者は、非正規労働者に任せる部分をちゃんと作り上げなければならない。
にもかかわらず、これができていない現場が多いのです。
では、どうすべきなのか
(1)定常状態をきちんと作り上げる(誰がやっても品質一定の手順の確定)
(2)わからないこと、不明確なことをジャッジする人をちゃんと決めておく(これは正規労働者の仕事)
(3)イレギュラー対応のフロー、線引きを確定する(預けっぱなしにしない、これも正規労働者の仕事)
(4)案件の大方針及び、趣旨をちゃんと確定する、そして、その方針は、やたらと動かさない(これも正規労働者の仕事)
これで全てまかなえるというわけではありません。ざっくり、いま思いつくままに載せてみました。
要するに、
非正規労働者に、イレギュラーや責任を負わせるような、また、方針を作り上げるようなことをさせてはいけない と思うのです。
ところが、これができていないのですよ、何度も言うけれど。
便利な人件費抑制ツールと思っている人が、どれだけ多いことか!
これは、正規側、非正規側にとっても不幸な結果を招きます。
非正規側には、無用な責任や、厄介ごとを押し付けられ、不当に詐取される。
正規側には、勘違い非正規を発生させ、めちゃくちゃにされる。ノウハウが流出する。ノウハウが会社に残らない。使える非正規が定着しない。
他にもありますけどね。
正規労働者においては、人に紐づいている経費ですから、貴方でなければならないのです。貴方であるという事は、どういうことか?それは、責任を取るべき人なのです。
逆に、
別にあなたじゃなくていい、非正規は、非正規側から見ても、別に、この職場じゃなくてもいいという事なのです。
貴方の周りに、非正規に丸投げしてみたり、非正規に責任を負わせたがる正規労働者はいませんか?
都合の悪いことを押し付けるという正規労働者はいませんか?。
まさに、奴隷扱いする人、いませんか?
それでは、また。
2013年10月28日月曜日
正規労働者と非正規労働者がもらうお金の違いについて
いわゆる、アベノミクスと呼ばれる経済対策で、「雇用者の給料」について、いろいろ議論がされているようです。
その内容について、ここであれこれ取り上げても仕方がないので、載せません。
皆さん、既にご存知かと思いますし。
ただ、私がここで取り上げたいのは、政治家のみなさんも、評論家の皆さんも、ひょっとしたら、実際働いている人たちも、お分かりになっていないのではないかと思えることです。
何がって?
「正規労働者がもらう給料と、非正規労働者がもらう給料では、その意味合いが違うという事を」
よ~く、考えればわかることだと思うのですが…。
というわけで、この怪しいオッサンが、ちょっと話をしましょう。
(ってか、私が、いまさら、言う事じゃないと思うんだけど…(あきれ顔))
今日のテーマは、「正規労働者と非正規労働者がもらうお金の違いについて」
まず、正規労働者も非正規労働者も、経営者ではないので、会社または組織からお金をもらっているわけです。
給料、または、報酬という形で。
ところが、その意味合いが違います。
給料または報酬は、仕事の対価としてもらいます。
雇い主も、ある仕事をしてもらうために人工(にんく)を必要とし、その仕事に対してお金を払うという感覚でしょう。
要するに、 「仕事さえしてくれれば、誰でも構わない」 というのが非正規労働者の基本です。
正社員や公務員といった人たちの給料は、一般的にそうではありません。
ここで、「一般的に」といったのは、成果主義をとっている会社の場合は、事情が異なるからです。
成果主義の会社の給与体系については、ここでは横に置くことにします。
一般的に、正社員の給料は、仕事の対価としてではなく、人的資産を維持するための経費として払われているわけです。
公務員の給料は、とくにそういう意味合いが強いですね。「給料を下げたら、優秀な人材が集まらない」とかいう話聞いたことありませんか?
いいかえれば、正社員の給料は、「わが社の人間として、ここにいてください」、会社人になるための拘束料という意味合いが強いのです。
福利厚生が充実していたり、年次有給休暇や、病欠などで長期休暇をとっても復職できるのは、そういう意味合いからです。
よく年功序列型賃金はおかしいという方がいますが、そもそも、正社員の給料が、その人を、組織に、いや、より言い換えれば、その年度入社の人を何人、その組織に拘束させるかという事に対する拘束料として支払われているのですから、長く在籍、いや、長く拘束されている人が、その分お金をもらうというのは、別に変な話ではありません。
正社員の給料が仕事の対価としてではなく、会社が人という資産を持ち続けるための経費、または、人を組織に拘束し続けるための拘束料として払われているとするのですから、極論を言えば、そうなります。
貴方の会社や役所で、実際、給料ドロボー、だの、税金ドロボーだの陰口叩かれている人いませんか?
それに、基本給分、利益を出していないと思える正規労働者は、たくさんいると思いますよ。
もっとも、会社は、仕事をさせるため、というか、会社の役に立ってもらうために、その拘束料を払っているわけですから、それに見合った価値がないと判断されれば、それなりの処分がなされるのは、当然です。
でも、どうして、給料ドロボーみたいな社員の存在が許されるのでしょう?
会社が、社員に給料を出すためには、会社は利益を上げなければなりません。
当然ですよね?
では、会社はどうやって利益を出しているのでしょう?
はい、皆さんお分かりの通り、仕入れたものに、利益を載せて売る。サービスを、経費に利益を上乗せして売る。まぁ、そんな感じですよね?
いわゆる、実業によって、利益を売るわけです。
でも、会社が利益を上げるのは、こうした経済活動だけではありません。実業で得た利益を運用することによってえられた運用益というものも存在します。
いわゆる大企業の場合は、この資産が大きくなりますから、運用益も大きくなるわけです。
基本給以上の稼ぎを出していない社員に対して、給料が出せるのは、こうした運用益があるからです。
ようするに、会社員の給料は、ある意味、年金と同じような一面もあるのです。それと、実働部隊が稼いだ利益の分配かな。
一体、何をやっているのかわからないけれど、社員は給料をもらっている会社、ありませんか?
経済対策で、為替や株式市場を有利に導こうとするのは、実業に対する部分も当然あるのですが、こうした運用益を企業にもたらすという意味もあるわけです。
首相が、そうしたことで、企業が受けた恩恵を給料に反映させてほしいと、経団連に要請しましたが。その恩恵をえられる人がいるとしたら、正社員だけだという事が、わかるでしょう?
もっとも、これは、運用益が大きい大企業の話。
中小企業はそうはいきません。働いてもらえない社員は、価値のないゴミとして捨てられます。
皆さんは、使えなくなった家電をどうしますか?
修理して使う、しばらく置いておく、誰かにあげる、捨てる。
まぁ色々だと思います。
でも、それぞれ、どの方法をとるかは、皆さんの事情によって変わると思います。
それは、会社も同じです。
会社の事情によって、配置転換するか、そのまま「窓際社員」として置いておくか、いろいろだとおもいます。
そして、会社の経営が危うくなったとき、必要とされない資産の売却、処分のように、リストラという名の人員整理が行われる。要するに、会社にとって、残しておく価値のない資産という話なのです。
実は、このあたりのことを理解していない人が多いんですよね。
特に、人員整理され企業を去った男性に。
人的資産価値として、会社に留め置かれていたことに気が付かず、「仕事」の対価として給料をもらっていたと勘違いしているのが。
そして、この勘違い君が、非正規で働き始めると結構厄介者になってしまうんですよね。
まぁ、このあたりの話は、おいおいすることにしましょうか。
私が話したことは、ほんの一端にすぎません。そんな単純な話ではないこともわかっています。
異論があるのも承知しています。
ただ、これだけ言っておきたいです。
非正規の報酬は上がらない。
どこの企業も、経営が楽なところはなく、経費を下げて利益確保を図りたいのだから、仕事の対価として払っている非正規の報酬が上がるわけがないと、私は見ています。
バブル期のように、どの企業も上げ上げで、アルバイトも好条件のところに集まることから、価格競争が起こり、時給がどんどん上がっていったということもかつてはありました。
ですが、人手が集まらないのであれば、外国人でもいいという時代ですよ。それは、ないでしょう、おそらく。
そんなことはありません。
文句言うだけなら、別にわざわざ、こんなブログ(失礼)を立ち上げる必要はないのですから、ただ、今までのようなやり方ではだめだろうなと思っています。
ということで、私は、新しい発想を提言したいとおもっています。それを誰かが拾ってくれればと思い、このブログを続けます。
ちょっと取り留めのない文章になってしまいましたが、まだまだ、つづくということで。
その内容について、ここであれこれ取り上げても仕方がないので、載せません。
皆さん、既にご存知かと思いますし。
ただ、私がここで取り上げたいのは、政治家のみなさんも、評論家の皆さんも、ひょっとしたら、実際働いている人たちも、お分かりになっていないのではないかと思えることです。
何がって?
「正規労働者がもらう給料と、非正規労働者がもらう給料では、その意味合いが違うという事を」
よ~く、考えればわかることだと思うのですが…。
というわけで、この怪しいオッサンが、ちょっと話をしましょう。
(ってか、私が、いまさら、言う事じゃないと思うんだけど…(あきれ顔))
今日のテーマは、「正規労働者と非正規労働者がもらうお金の違いについて」
まず、正規労働者も非正規労働者も、経営者ではないので、会社または組織からお金をもらっているわけです。
給料、または、報酬という形で。
ところが、その意味合いが違います。
>アルバイトや派遣、または、請負などの非正規労働者の場合
給料または報酬は、仕事の対価としてもらいます。
雇い主も、ある仕事をしてもらうために人工(にんく)を必要とし、その仕事に対してお金を払うという感覚でしょう。
要するに、 「仕事さえしてくれれば、誰でも構わない」 というのが非正規労働者の基本です。
>正社員や、公務員など、正規労働者の場合
正社員や公務員といった人たちの給料は、一般的にそうではありません。
ここで、「一般的に」といったのは、成果主義をとっている会社の場合は、事情が異なるからです。
成果主義の会社の給与体系については、ここでは横に置くことにします。
一般的に、正社員の給料は、仕事の対価としてではなく、人的資産を維持するための経費として払われているわけです。
公務員の給料は、とくにそういう意味合いが強いですね。「給料を下げたら、優秀な人材が集まらない」とかいう話聞いたことありませんか?
いいかえれば、正社員の給料は、「わが社の人間として、ここにいてください」、会社人になるための拘束料という意味合いが強いのです。
福利厚生が充実していたり、年次有給休暇や、病欠などで長期休暇をとっても復職できるのは、そういう意味合いからです。
よく年功序列型賃金はおかしいという方がいますが、そもそも、正社員の給料が、その人を、組織に、いや、より言い換えれば、その年度入社の人を何人、その組織に拘束させるかという事に対する拘束料として支払われているのですから、長く在籍、いや、長く拘束されている人が、その分お金をもらうというのは、別に変な話ではありません。
>とすると、正社員は、仕事をしなくてもよい?
正社員の給料が仕事の対価としてではなく、会社が人という資産を持ち続けるための経費、または、人を組織に拘束し続けるための拘束料として払われているとするのですから、極論を言えば、そうなります。
貴方の会社や役所で、実際、給料ドロボー、だの、税金ドロボーだの陰口叩かれている人いませんか?
それに、基本給分、利益を出していないと思える正規労働者は、たくさんいると思いますよ。
もっとも、会社は、仕事をさせるため、というか、会社の役に立ってもらうために、その拘束料を払っているわけですから、それに見合った価値がないと判断されれば、それなりの処分がなされるのは、当然です。
でも、どうして、給料ドロボーみたいな社員の存在が許されるのでしょう?
>会社員の給料は、年金と同じ?
一旦、公務員の話は、横においておいて、民間企業の社員について話します。会社が、社員に給料を出すためには、会社は利益を上げなければなりません。
当然ですよね?
では、会社はどうやって利益を出しているのでしょう?
はい、皆さんお分かりの通り、仕入れたものに、利益を載せて売る。サービスを、経費に利益を上乗せして売る。まぁ、そんな感じですよね?
いわゆる、実業によって、利益を売るわけです。
でも、会社が利益を上げるのは、こうした経済活動だけではありません。実業で得た利益を運用することによってえられた運用益というものも存在します。
いわゆる大企業の場合は、この資産が大きくなりますから、運用益も大きくなるわけです。
基本給以上の稼ぎを出していない社員に対して、給料が出せるのは、こうした運用益があるからです。
ようするに、会社員の給料は、ある意味、年金と同じような一面もあるのです。それと、実働部隊が稼いだ利益の分配かな。
一体、何をやっているのかわからないけれど、社員は給料をもらっている会社、ありませんか?
経済対策で、為替や株式市場を有利に導こうとするのは、実業に対する部分も当然あるのですが、こうした運用益を企業にもたらすという意味もあるわけです。
首相が、そうしたことで、企業が受けた恩恵を給料に反映させてほしいと、経団連に要請しましたが。その恩恵をえられる人がいるとしたら、正社員だけだという事が、わかるでしょう?
もっとも、これは、運用益が大きい大企業の話。
中小企業はそうはいきません。働いてもらえない社員は、価値のないゴミとして捨てられます。
>働かない正規労働者=置いておく価値のない人的資産ではなく、ゴミ
皆さんは、使えなくなった家電をどうしますか?
修理して使う、しばらく置いておく、誰かにあげる、捨てる。
まぁ色々だと思います。
でも、それぞれ、どの方法をとるかは、皆さんの事情によって変わると思います。
それは、会社も同じです。
会社の事情によって、配置転換するか、そのまま「窓際社員」として置いておくか、いろいろだとおもいます。
そして、会社の経営が危うくなったとき、必要とされない資産の売却、処分のように、リストラという名の人員整理が行われる。要するに、会社にとって、残しておく価値のない資産という話なのです。
実は、このあたりのことを理解していない人が多いんですよね。
特に、人員整理され企業を去った男性に。
人的資産価値として、会社に留め置かれていたことに気が付かず、「仕事」の対価として給料をもらっていたと勘違いしているのが。
そして、この勘違い君が、非正規で働き始めると結構厄介者になってしまうんですよね。
まぁ、このあたりの話は、おいおいすることにしましょうか。
>非正規の所得はあがらない。
私が話したことは、ほんの一端にすぎません。そんな単純な話ではないこともわかっています。
異論があるのも承知しています。
ただ、これだけ言っておきたいです。
非正規の報酬は上がらない。
どこの企業も、経営が楽なところはなく、経費を下げて利益確保を図りたいのだから、仕事の対価として払っている非正規の報酬が上がるわけがないと、私は見ています。
バブル期のように、どの企業も上げ上げで、アルバイトも好条件のところに集まることから、価格競争が起こり、時給がどんどん上がっていったということもかつてはありました。
ですが、人手が集まらないのであれば、外国人でもいいという時代ですよ。それは、ないでしょう、おそらく。
>あきらめろといいのか?
そんなことはありません。
文句言うだけなら、別にわざわざ、こんなブログ(失礼)を立ち上げる必要はないのですから、ただ、今までのようなやり方ではだめだろうなと思っています。
ということで、私は、新しい発想を提言したいとおもっています。それを誰かが拾ってくれればと思い、このブログを続けます。
ちょっと取り留めのない文章になってしまいましたが、まだまだ、つづくということで。
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