2013年12月5日木曜日

別にあなたじゃなくていい

某案件で一緒になった派遣の人たち。

言われたことをやらず言われていないこと をやたらとやりたがったんだよね。

こういうことは、良く見かける光景です。

確かに、前向きに仕事をするというのは、大事かもしれませんが…

「それが、何の利益をもたらすのですか?」
ここがわかっていない。

一般に非正規労働者(一般にといったのは、クリエーターなどの方たちもいるので一緒に論じられないという意味です)は、その派遣先のスタッフではありません。

自分たちの職場環境を良くするために、働きかけることは時として必要ですが、それ以外のことをやる必要はありません。

どうしてか?

これは、前にも話しました、非正規社員の報酬の意味合いに絡んできます。
会社は、「仕事の対価」として非正規社員の報酬を払っている。

つ、ま、り

期待している「仕事」さえしてくれれば、誰でもいいわけです。

そう、極論を言えば、「仕事」さえしてくれれば、犬でも猫でも猿でもいいのです。
ただ、犬、猫、猿は、仕事をしてくれません。
ですから、人間やロボットに仕事をさせる、そういう位置づけなのです。

ですから、与えられた「仕事」をきっちりこなすこと。
これが、労働力を買ったお客様である、派遣先のニーズであり、それにこたえるのが派遣社員などの非正規労働者であり、その対価が給料なのです。

な、の、で

別にあなたじゃなくていい」 わけです。

それが、わかっていないのが多いんだよね。実際。

ですが、労働者側だけに問題があるわけではないんですよね、中には、その線引きがわからず、いわゆる安易な丸投げをする会社や、正規労働者がいるのも確かです。

非正規労働者=奴隷 と思っている会社も山ほどあるのが現状です。

そして、奴隷的扱いで、苦しんでいる、非正規労働者が沢山いるのも事実です。

奴隷ではなく、仕事の対価として給料をもらっている労働者というのが正しいのに…

そうなってくると、また、そもそも、会社を信用していない派遣労働者は、自分の身を守るために暴走するわけです(笑)。

このネタは、ちょっとネタが多く、根が深いので、少しずつ綴っていこうと思います。

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